「山粧う」風景を表現した、秋の訪れを感じさせるデザイン
緑の瑞々しさから紅葉によって山々が美しく色づく秋の情景を、「手捺染」と呼ばれるスクリーンプリントで表現しました。深みのある色の重なり合いと、幾何学的なパターンで表現したかすれ模様のデザインは、普段柄物をお召しにならない方でも、 お洋服のアクセントとして気軽に取り入れていただけやすいデザインです。
なめらかで肌に寄りそう柔らかな生地は、ウールとカシミヤの素材をくみあわせたもの。首にボリュームを出すように巻くことで、薄手ながらも首元にあたたかみをそえ、秋冬シーズンを通して長く活躍してくれる一枚です。
職人の手仕事によって1枚1枚丁寧に仕立てられた、”手捺染(てなっせん)”のプリント
「カサネイロストール」は、”手捺染(てなっせん)”と呼ばれる木版を布にあて、1色ずつ直接布に染料を擦り付けるスクリーンプリントの技術を用いています。
使用する色が多いほど、模様を美しく表現するのは難しくなるため、木版の位置や染料の量、擦り付ける際の職人2人の息の合わせ方など、寸分のズレも生まれないよう職人の熟練の技術で1枚1枚丁寧に仕上げています。
力の加わり方や、その時の気温・湿度などによっても、色や、柄の出方が異なるため、手仕事ならではの風合いをお楽しみください。
巻き方で異なる表情を楽しめる、スタイリングに取り入れやすいアースカラー調のストール。
山々の色づく情景をアクセントカラーで表現しつつも、全体的にアースカラー調の配色でまとめることで、どんなスタイリングでも馴染みやすいデザインに。オレンジは顔周りを明るく華やかに、パープルはすっきりと落ち着いた印象に仕上げてくれます。
巻き方次第で柄の見え方に変化が生まれるため、その日の気分にあわせてストールの巻き方を変えるのもおすすめ。 首に一周まいたループ巻きや、ざっくりと畳んでボリュームを出して巻くシンプルノットなど、色と柄を活かしたシンプルな巻き方だけで、重くなりがちな秋冬のお洋服に華やかさとこなれた印象を演出します。